自作CNC製作日記 #1

自作CNC関連の記事第一弾ということで製作の決断に至った動機について綴っていきます。

まず始めに自作CNCを製作するに至った動機ですが、色々あるんですが一番は「ロマン」に尽きます。もともと、モノづくりに興味があったので、自分で作りたいモノを作れることができればどんなに素晴らしいだろうという考えが根底にありました。

ただ、いざ実践してみると、自分で作りたいモノが最初は工作レベルで実現出来ていたけれども、加工したい金属の種類がアルミから真鍮へ、真鍮からステンレス、鉄へと切削難易度が上がっていくほどにDIYでやれる範疇を超えてきました。

ホビー用フライス盤まで動員しても当時の私の技術では目指す仕上がりにはならず、思い通りにいかないことから限界を感じ始めたところで、CNCフライスを自作している人の記事を目にして衝撃を受けました。こういう世界があるのかと。

設計された3Dモデルの通りに金属が自動で削られていく、そんな光景は製造業の工場内でしか見られないものかと思っていましたが、それを自宅の一角で実現した人たちが居たわけです。

CNCフライスが1台あるだけで、モノづくりの可能性、効率はぐんと上がります。

今まで手加工では難しかった加工も可能になりますし、同じものを作るときの再現性も高いレベルになるので、これは作らない手はないなと思い、以来CNCフライスを製作するのが一つの夢／目標になったわけです。

製作にあたって困難に直面してきましたが、2021年でやっと目途が立ち、部材も揃ってきましたので、今現在2022年前期での完成を目標に進めている次第です。

次回以降は構想や状況について記載していきます。